23日夜、金沢市の住宅街で道路の一部が沈み込み、近くの路面から水が流れ出ているのが確認されました。

23日午後8時15分ごろ、金沢市田上新町の住宅街で「道路脇のひびから水が出ている」と、近くに住む人から消防に通報がありました。

消防によりますと、現場のアスファルト製の道路は幅5メートルほどで、およそ5メートルにわたって沈み込んだ箇所が複数確認されたということです。形状は円形で大きいもので直径およそ50センチ、深さは5センチほどあるということです。近くでは路面のひび割れも確認され、水が流れ出ていました。

近くに住む男性
「最近ここのアスファルトから水が流れているのでおかしいなと思って、道路を見たら道路が地割れして歪んでいるので町会通じて消防に連絡した次第です。不安ですよね、陥没したら大変だなと思って」

一夜明けて調査を進める担当者

周辺ではにも20日にも同じ状況が確認されていたということです。金沢市によりますと、道路の経年劣化と地下水の流出が原因で地盤が沈み込んだということで、土砂災害を誘発する可能性はないということです。