来春のセンバツ出場につながる北信越高校野球の石川県大会は27日、準決勝の2試合が行われ強豪4校による熱戦が繰り広げられました。

準決勝の第一試合は遊学館と小松大谷が対戦。遊学館の1点リードで迎えた4回裏、小松大谷はランナーを2塁に置き、バッターは1番尾上。

レフトスタンドに叩き込む逆転のツーランホームラン。さらに5回にも一挙4点をあげ突き放します。遊学館はヒット13本の猛攻をみせ7回に1点を返すも反撃はここまで。7対3で小松大谷が決勝に進出、北信越大会への切符も手にしました。

小松大谷 尾上奏太 外野手
「打った瞬間、入ると思っていなくて。でも弾道が良かったので入った。(北信越大会は)たぶん良いピッチャーはいっぱいいるけど小松大谷らしく自分のバッティングができればと思う」

準決勝第2試合は星稜と航空石川の一戦。

0対0で迎えた4回裏、航空石川はツーアウト2・3塁の場面で7番生田目が、ライト前に落ちるタイムリーヒットで2点を先制。投げてはエース保西が星稜の反撃を2点でしのぎ5対2で勝利、決勝に駒を進めました。

28日は決勝戦を前に、準決勝で敗れた2校による代表決定戦も行われ、10月11日に開かれる北信越大会の3校目の代表が決まります。