沖縄県本部町の海岸で27日、シュノーケリング中に沖に流された妻を救助した夫が意識を失い、その後死亡しました。

死亡したのは、岐阜県に住む岡崎勝也さん(51)です。

名護海上保安署によりますと、岡崎さん夫婦は27日午後0時45分ごろ、本部町の備瀬崎海岸から離れ小島に渡ろうとシュノーケリングをしていました。

途中で妻が沖に流されたため、先に小島に到着していた岡崎さんが救助し、妻を抱きかかえて備瀬崎海岸のリーフエッジに到着。

水深10センチのリーフ上で休憩のため座った直後、岡崎さんは仰向けに寝そべったまま、意識を失ったということです。

その後、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

岡崎さんは顔全体を覆うタイプのシュノーケルマスクを着用していましたが、マスクの中には海水が溜まっていたということです。ライフジャケットは着用していませんでした。

海上保安署が事故の原因を調べています。