
(沼田さん)
「六角レンチです」
(川見アナ)
「これ(六角レンチ)も使ってもらっていいですか?」

(沼田さん)
「もともと、ここもスーパーボールで演奏するところだったんですけど、あまり音が聞こえなかったのでこっちの六角に変えて演奏しました」
(川見アナ)
「すごいこだわりが伝わってきます」
演奏で使うのは“楽器”や“道具”だけではありません。「掛け声」や「足踏み」も“音色のひとつ”なんです!
(沼田さん)
「楽譜に『Shout』とか『Step』とか書いてあって、それにのっとって『演奏』しています」

(川見アナ)
「アンサンブルの魅力ってどんなところですか?」
(沼田さん)
「私たちは『打楽器』なんですけど、普段の大人数だとあまり目立てなかったり、こんなに一曲を『密度高く』練習したりすることもないので。4人でやるので仲良くなれて、“かけがえのない時間”を作れることだと思います」
…ということで、私・川見も4人に仲間入りし、ちょっとだけ“かけがえのない時間”を過ごさせてもらいました!選んだ楽器は「フィンガーシンバル」!

(川見アナ)
「ひとつになれた感じがしてすっごく楽しかったです。2回♪チーンとやっただけなんだけど、みんなのとめるとこはとめて、演奏するとこは強弱をつけて演奏する、その演奏の波の中に自分も乗れた気がして…アンサンブルって楽しいね」
「打楽器」を奏でる4人ですが、そもそもは“吹奏楽部”のメンバー。次は“吹奏楽団の一員”として“全国の舞台”を目指します。

春から中学1年生も加わり部員97人の“大所帯”となった吹奏楽部。同じ場所にあった高知西高校時代には全国大会に6回出場した“強豪チーム”で、高知南中学高校と統合して「高知国際中学高校」になった今も、その“伝統”を引き継いでいます。
(吹奏楽部 小島俊 部長)
「『愛と勇気』というスローガンで活動していて、これは、高知西高校が受け継いできたスローガンになっています。今年は『The Gravity(引力)』というテーマで活動していきたいと思っていて、自分たちは『音楽の引力』惹きつけられているので、今度は『自分たちが音楽の引力を使って、お客さんを引き寄せていこう』っていうテーマになっています。四国支部大会でずっと金賞をとっているんですけど、全国の舞台にはまだ立てていないので、『高知国際高校』という名で、全国大会に立ってみたいです」

「部員一同、心ひとつに頑張っています。愛と勇気!5月4日定期演奏会、来てねー」
【高知国際中学高校吹奏楽部 第36回定期演奏会】
5月4日(日)開場:午後5時 開演:午後5時45分
会場:県民文化ホール・オレンジホール
チケット:一般1000円、高校生以下500円
※学校のホームページからチケットを予約することができます。(5月2日まで)