プロ野球・ドラフト会議で、明徳義塾高校3年生の藤森海斗(ふじもり・かいと)選手(捕手)が日本ハムから5位で指名を受けました。

藤森選手は北海道出身。社会人野球JR北海道で活躍した父・塁(るい)さんの影響で小学1年生から野球を始めました。小学校時代には北海道選抜にも選出。その後、「強いところでやりたい」「上手くなりたい」という強い覚悟を持ち中学は高知県の明徳義塾に進学しました。

◆明徳義塾 藤森海斗選手
「地元の中学だと本気で野球ができないと思っていたので、それだったら明徳でやった方が良いと思い、明徳を選びました。普段、家事を親にやってもらっていたので、自分でやらなくてはいけないので苦労しました」

高校では2年の夏から主軸として活躍。走攻守のバランスがよく、本職のキャッチャーに加え、内・外野を守ることができるユーティリティプレーヤーとして、馬淵史郎(まぶち・しろう)監督からも高い評価を得ました。

バッティングでは、去年夏の甲子園やことし春のセンバツでタイムリーヒットを放つなど、勝負強さを発揮。先月には、侍ジャパンUー18日本代表として野球ワールドカップに出場しました。ドラフト会議を前に、7球団から調査書の依頼を受け、指名の期待が高まっていた中、日本ハムから指名を受け、見事、プロへの扉を開けました。