『VISION』でトラウマケアのカウンセリングを終えた女性にも話を伺いました。
「なんか根深そうです、これ」
「クルマの話は刺激が強すぎて、それをやると自分の身体が拒否反応を…」
かつては薬に頼る生活でしたが、今はカウンセリングだけで生活ができるようになったと言います。
「車だったり、飛行機に乗るとか電車に乗ったりとか、日常生活で困っている大きなことを最終的にはやりたい」

【VISION代表 児童精神科医 杉本篤言さん】
「トラウマは、精神科医療の中で非常に取り残されてしまった分野だと思うが、本当はもっとニーズがあるし、困っている人もたくさんいる、苦しんでいる人もたくさんいる、そういう分野」
「皆さんが身近にトラウマ治療やカウンセリングを受けられる、そういう世の中にどんどんなっていくといい」
カウンセリングは医療保険の適用外のため、1回50分で1万2000円かかります。
企業からNPOへの寄付をもとにして3000円で受けることができる制度もありますが、現在は財源が不足しているため、新規の受付を停止しているということです。













