新潟県にある東京電力・柏崎刈羽原発の6号機は、早ければ2026年1月にも再稼働できる状態となります。ただ運転停止が長期化したことで、運転員の半数以上が原発を動かしたことのない『未経験者』です。能力や設備に問題はないのでしょうか?
五感を使って異常がないかチェック
運転員歴3年目の河端恒介さん(27)。電気を生み出すタービンなどを見て回り、その細かな変化から異常がないかチェックするのが仕事の一つです。耳で聞き、手で触れて…五感を使って音や振動を感じ取ります。

ただ、この日いたのは“柏崎刈羽原発”ではありません。横浜市にある南横浜火力発電所です。
河端恒介さん
「柏崎刈羽原発では今、タービンや発電機の熱や振動は感じることができないので、実際に触ってみて、どれくらいの温度なのか、場所によって温度が違ったり、振動の大きさが違ったりといったことを感じることができた」










