厨房という名のステージで 多くのファンを魅了し続けた伝説のラーメン店


訪れたのは、新潟のラーメン好きの中でも大人気の有名なお店。
極細麺と澄んだスープが特徴の、新潟あっさりしょうゆラーメンの歴史を築いてきたお店の一つ『楽久』。


【難波章浩さん】「息子たちも楽久の大ファンなんです」

難波さんが愛してやまない、楽久のあっさりしょうゆラーメン。澄んだスープとストレートの
超極細麺
が特徴。

さらにこのラーメンに欠かせないのが、お店のお母さんが大きな中華鍋で作るチャーハン。ご飯は硬めに炊き上げ具は卵とチャーシューだけという、シンプルを極めた一杯。
ラーチャンセットは多くのファンを魅了し続けています。

※現在は閉店しています。


【難波章浩さん】「まずこのスープなんですが、この透き通る黄金のスープ。何回飲んだかわからない。全部飲んじゃうんです。このスープがすごいんです。深いんス」

店主の葛見さんが、オープン以来ずっと味を改良し続けてきたスープ。煮干しをベースに、最低限の材料で作られ、背脂を加えることで甘みをプラスし、スープを冷めづらくしています。

【難波章浩さん】「しょうゆラーメンは全国にあると思うんです。もちろん僕もやっぱたくさん行ってますけど、でもないんですよね、この味がどこにも。唯一無二」

唯一無二のラーメンとチャーハンを作り続けた店主の葛見さん。実は大の音楽好き
難波さんのライブにも足しげく通っていたほど。

厨房というステージで19年もの間、葛見さんは中華鍋を振り続けてきました。
しかし令和3年に、ある決断をします。