三条市は当初、「堤防決壊前に住民へ避難情報を出した」と発表していました。
しかし、当時の住民の声を聞く限りは、そうでもないようです。
「“避難勧告”は全然なし…」
「全然分からない… 寝耳に水…」
― 市の広報車は?
「来ません!」

三条市は、水害発生41日後に不手際を認めました。
【三条市 高橋一夫市長(当時)】
「結果的に十分な活動を行うことができなかった広報手段も、不断の改善に努めていかなければならないと考えています」

なんと三条市は、対象の26の自治会に避難情報を伝え忘れていたのです。