※十三代目川崎有哉さん
「実際に藍染めしてもらって、感動するというのは、ここでしかできないと思いますので、残していきたいなというのはありますね」


※川崎惠美子さん
「その気持ちを聞いてありがたかった。苦労はもっともっとすると思いますが、後ろで静かに、できるだけサポートしていきたい」


「津軽天然藍染」は一度、途絶えはしたたものの、川崎さんの思いは藍のように時間とともに色を増して受け継がれていきます。

※川崎惠美子さん
「お客さまのご要望に応えられるように、毎日、藍の体調を整えて、良いものを染められるようにがんばる。それだけですね」



先代が言った「堅牢性」は天然藍染めは色落ちせず、糸や生地が丈夫になるそうで、「発酵」の過程があるように藍は生きていて、川崎さんは、藍が「お腹が空いた」時に、日本酒を入れるなどして管理しているとのことです。