青森市の住宅で11月、夫婦の遺体が見つかった事件で、母親を殺害したとして、逮捕されていた長男について、警察は父親を殺害した疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、韓国籍で青森市合浦1丁目の無職・金本大周こと金大周(キム・デジュ)容疑者です。金容疑者は11月、自宅で同居する父親直人さん(71)の胸などを包丁のようなもので刺し、殺害した疑いが持たれています。金容疑者は11月、母親を殺害したとして逮捕されていました。
警察によりますと、金容疑者は犯行後に「両親を殺した」と通報していました。直人さんの遺体は胸や背中などに30数か所の刺し傷がある状態で、1階の廊下で見つかっていましたが、2階にある直人さんの寝室にも血痕があることから、寝室で寝ているところを金容疑者が襲った可能性もあるとみて捜査しています。
捜査関係者によりますと、これまでの捜査で、事件前からトラブルがあったという供述をしているということです。警察は犯行動機やいきさつなどを調べています。












