■鹿児島の魅力は、つながっていけること
今回の取材を受けるにあたり、かごしま暮らしを見てくれていた林さん。
「鹿児島の移住者の方とは今までにもたくさん知り合ってきましたが、知らない人たちがまだまだいっぱいいました。いろんな人がいて、いろんなケースがある。きっとみんな、そんなに遠くないところにいる人たちだから、これからきっと出会えるでしょうね」と、目を輝かせる。
「山と海との二拠点生活も面白そうですよね。そういうことができる環境が鹿児島にはある。交通の便も悪くないから、県内で山と海と両方楽しめる。船での移動も楽しい」。冒険の火が瞳に宿る。
「伊佐から人吉、出水、水俣、より広域でつながっていきたい。川内川流域の自治体でつながっていくのもいい。モンベルが開催するSEA TO SUMMITは、川内川でもできそう。川内川の河口から甑島まで、カヌーやSUPで挑戦するのもワクワクしますね」。壮大なアドベンチャーのように思えるが、実際に川内川137キロを(ワープしながら)川のぼりした林さんが言うと、現実味を帯びてくる。
「協力隊でなかったらつながれなかったかもと思う方もたくさんいます。やっぱり鹿児島は人との距離が近い。地域おこし協力隊、OBOG、移住者のネットワークも心強いですね。各地に、頑張っている人がいる」。
