【数センチがNG…選挙カーの屋根にも】

そして、より多くの荷物を積むために車の屋根に着けられている「ルーフキャリア」に関しても、知られざるルールがあります。

自動車の「ルーフキャリア」

それは選挙カーの屋根に候補者の名前を書いた看板などを取り付ける際のルールです。


取り付ける場所がルーフキャリアの内側なら警察の許可は不要だが、外側なら許可が必要というのです。

わずかな位置の差で手続きが大きく変わるこのルール。それでは、「ルーフキャリアのちょうど真上ならどうなるのか?」
意地悪なこの質問にも、県警からは「ふちの上なら不要です」との答えがしっかり返ってきました。

選挙カーの上のスピーカーは”内側”に

【こと細かな選挙のルール  知れば投票の一助にも?】

一般にはあまり知られていないものの、こと細かに定められている選挙のルール。
県選挙管理委員会によりますと、鹿児島県内では2019年の参院選では、144件の警告が出されました。

政策だけでなく国民の代表としてきちんとルールを守ることができる人なのかというのも、 誰に一票を投じるかを決める上で、ひとつのポイントになるかもしれません。

元学生プロレスの経歴とは全く関係ない取材でした