「飲食店では座れない」といった声も…
座る派に変わったと理由として最も多かったのは「尿ハネで汚れるのを体験したから」といった声でした。

70代女性:
「言っておきますけど男の人は座っても飛び散る人は飛び散るよ」
20代のカップル:
「奥の黒ずんでいる所は洗いづらいですよね」
では立って用を足すと、どのくらいトイレが汚れるのでしょうか。青く着色した水を、立った高さから放出した実験映像を見ると、床や便座、壁に水が飛び散っているのが分かります。座った状態で用を足した時の方が、床の汚れが少なくなっています。


座る派が主流となる中、街ではこんな意見も…。
座る派の20代男性:
「コンビニでは立ってすることはある。ちょっと気になりますね、便座が」
座る派の20代男性:
「飲食店とかは座ってやれないんです。いわゆる誰か座ったところにあんまり座りたくないなというところはあるので。でももし汚したとしても絶対拭きます」

自宅で座ると答えた人の中には、飲食店やコンビニなど多くの人が使うトイレでは座れないという声が。そんな中、トイレの使い方について“張り紙”をする飲食店も…、その内容は。

やなぎ屋・柳瀬哲也さん:
「立って用を足す時代は平成で終わってます」
こちらの飲食店では2021年から男女共用のトイレのドアに、男性に向けて座って利用するよう呼びかけるステッカーを張りました。

やなぎ屋・柳瀬哲也さん
「ちょっと名言ぽい、いい感じの心に響く文言かなと思って。男女共用のトイレでもあるので女性の方もこういうのが目に入ると、ちょっと安心して使っていただけるのではないかと考えている。どうしても床に飛んで拭き上げるのは大変なので、そこの手間は少しは変わりましたね。みなさんお酒を飲んで用を足されるのでもちろん意識されている方と、座られない方がおられますが、少なからず効果は出てると感じている」