
<アージェントきせがわ生活相談員 宮川隆行さん>
「ここまで水が入っちゃった。基本的に電気がストップしているので」
電気系統が故障し、ナースコールが使えないなどの問題が生じているということです。

2022年9月の台風15号で甚大な被害を受けた静岡市清水区では、今回も巴川流域で水があふれました。床上浸水3棟、床下浸水111棟の被害が確認されています。

<鳥坂一元 鈴木美之店主>
「去年の(台風に)比べれば全然。浸かったなくらい」

<滝澤悠希キャスター>
「災害から復興を少しでも後押ししようと、きょうから磐田市では、ボランティアが本格稼働しました」
堤防が決壊した磐田市では一般のボランティアの活動が始まり、初日の5日は42人が集まりました。

<滝澤悠希キャスター>
「いま被災した納屋の泥出し作業が行われています。水を吸っていてかなり重そうです」
ボランティアたちは5人前後のグループに分かれ、被災した住宅や側溝から泥をかき出したり、汚れた家具を拭いたりしました。5日の磐田市の最高気温は28.3℃、真夏日に迫る暑さの中での復旧作業となりました。

<ボランティア>
「去年9月の台風の時に初めて(ボランティアに)来て、前回と同様、近くの方たちがまた1日でも早く元通りの生活に戻れたらと思って来ました」

磐田市社会福祉協議会によりますと、市内では、ボランティアの助けを求める問い合わせが18件寄せられているということです。