陸上自衛隊 立川駐屯地は12月18日、陸上自衛隊 東部方面航空隊(東京都立川市)所属のヘリコプターUH-1Jの1機が12月17日午後6時50分頃から約1分間、静岡県の伊豆縦貫自動車道の三島加茂IC付近の上空で、「緑色」のレーザー照射を受けたと発表しました。

陸上自衛隊 立川駐屯地によりますと、ヘリコプターは浜松飛行場で離着陸訓練を終えて立川駐屯地に帰る途中で、機長や副操縦士など合わせて3人が乗っていましたが、けがはなく、機体の損傷もないということです。
なお、12月16日夜にも静岡県裾野市の上空で訓練をしていた陸上自衛隊第1輸送ヘリコプター群第106飛行隊(千葉県木更津市)所属のCH-47JAの1機に、午後8時から8時10分の約10分間にわたり、レーザーが照射される事案があり、陸上自衛隊航空機に対するレーザー照射は2日連続です。
東部方面航空隊長の野沢友宏1等陸佐は「12月16日の木更津駐屯地所属のヘリコプターに対するレーザー照射に続き、今回も訓練中の隊員の安全を脅かす悪質かつ危険な行為が発生したことは極めて遺憾です。このような行為は決して許されるものではなく、関係機関と連携し必要な対策を講じてまいります」とコメントしています。














