統一地方選の前半戦となる浜松市の市長選が3月26日告示され、新人同士の一騎打ちの選挙戦に突入しました。共産党の推薦を受ける無所属の新人・嶋田博氏(74)の第一声を3分にまとめました。
<嶋田氏第一声>
浜松市長選を無投票になってはだめだと、さまざまな意見、声がある中で、市長を選ぶのに無投票はよくないということで出馬への気持ちが固まった。鈴木康友市長4期16年の評価が問われていいのではないか。そして、新しい市長を選ぶのに選挙でやっぱりやるべきだと。わたしはそのチャンスが来たと思っている。4期16年、その評価の後に新しい市長を選ぶチャンスが来た。
(公約の)第1は暮らしを応援するということ。浜松市の給食費の無償化、私も孫が中学校に通っているが、小中学生合わせて12万円もの負担が年間にかかる。この給食費無償化は全国に広まっている。ぜひ、浜松市でも実現してきたい。そして、子育て世代の応援、保育費が高い中で、まずは0歳から2歳までの保育料無料化、また、18歳までの医療費無料にはなっているが、ただ時間外は現在でも取られているので完全に無料化していく。
そして、いま話題になっている家庭ごみの有料化、これをストップしていく。こうした市民の負担をなくしていく、これが(わたしなら)できる。財源はある。政令市のトップクラス、財政力は政令市の中でも7位といわれている。そういう財源を使って、政策を実現することができる。
市長が大企業に目を向けるのか、それとも本当に市民の暮らしを応援する目線で、市政を行うのかが問われている。経済力、大企業に目を向けるだけでなく、本当に市民の生活、暮らし、福祉、平和を貫く浜松市長として市政を運営していきたい。
【浜松市長選 立候補者(届け出順)】
◇元総務省課長 中野祐介氏(52)=無新=
◇市民団体代表 嶋田博氏(74)=無新=
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