「ペット禁止だから」身勝手な都合は通用しない

今回の事件のきっかけは、引っ越し先がペット禁止だったという極めて身勝手な理由でした。2匹が遺棄された日の静岡市駿河区の最高気温は28.7℃。狭いケージのなかで2匹の体温はかなり上がっていたと想像できます。

「動物愛護法」は飼い主に対し、動物が命を終えるまで責任を持って飼う「終生飼養」に努めるよう求めています。

どうしても飼えなくなった場合の選択は「捨てる」ことではありません。まずは親族や知人、新しい飼い主を探し、保護団体や動物病院の譲渡支援をあおぐ道もあったはずです。

それでも難しい場合は、自治体や動物愛護センターへ相談するなど、小さな命を守る責任が飼い主には最後まであります。