■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子予選ラウンド 日本 ー アルゼンチン(19日、Asueアリーナ大阪)

バレーボールの世界三大大会の一つ『ネーションズリーグ』で、男子日本代表(世界ランク4位)は、アルゼンチン(同14位)にセットカウント3ー0(25ー22、25ー22、25ー16)で勝利し、負けなしの12連勝という史上初の快挙を成し遂げ、予選ラウンド首位通過を決めた。

ベルギー戦でスタメンを外れたキャプテンの石川祐希(30)、オポジットの西田有志(26)、アウトサイドヒッターの髙橋藍(24)が復帰。ミドルブロッカーに小野寺太志(30)、エバデダン ラリー(25)、リベロには小川智大(30)、セッターは12試合連続で深津英臣(36)が名を連ねた。

史上初となる予選ラウンド全勝の快挙へ日本は第1セット、石川と髙橋藍のスパイクで得点を重ねた。深津のトスワークも冴え、ミドルのラリー、小野寺もアタックをコートへ突き刺す。15-11の場面では髙橋藍のサービスエースでリードを広げた。終盤21ー20と点差を詰められたが、髙橋藍、西田が連続でブロックに成功し突き放した。最後は石川が決め切り、第1セットを25-22で奪った。

第2セットは序盤から一進一退の展開。石川が高い確率でスパイクを叩き込み、チームをけん引した。13-12からは髙橋藍が連続サービスエースを決める。16-15と再び点差を詰められるが、石川が2本連続でスパイクをコートに突き刺した。守備ではリベロの小川を中心に、オポジットの西田までが高い集中力でボールに食らいついていった。20-17から小野寺にブロックが飛び出し、日本が25-22でセットを連取した。


攻守ともに高いパフォーマンスを見せる日本は第3セット、ラリーのブロックで幕を開けた。西田のスパイクで連続ポイントを奪うと、再びラリーがブロックを決めた。高い決定力でスパイクを決める石川を中心に、ミドルにもトスを散らす深津の巧みな戦術で相手を翻弄した。10-8からは髙橋藍がブロックで攻撃をシャットアウト。さらに13-12からはサービスエースも決めた。各選手がそれぞれの役割を全うした日本がアルゼンチンにストレート勝ちし、史上初となる予選ラウンド12連勝の快挙を成し遂げた。

予選ラウンド全勝に導いたキャプテンの石川は「今日は非常に良いコンディションでやれていたので、問題なくできたと思う」と試合を振り返り、ファンに向けては「メダルがかかる試合に必ず勝って、結果を出したいと思います」と力強く語った。

一方、髙橋藍はインタビューで「最高でーす」と絶叫し、会場を盛り上げた。そして2大会ぶりのメダルへ「自分たちの良いところも悪いところも改善して、しっかりファイナルラウンドで表彰台に乗れるように頑張りたい」と意気込んだ。

決勝ラウンドは日本時間29日に中国で開幕する。予選ラウンド1位通過の日本は開催国の中国(同34位)と対戦する予定。※世界ランキングは試合前時点

ネーションズリーグは五輪と世界バレーに並ぶバレーボールの世界三大大会の一つ。男女共に世界のトップ18チームが集結し、最強国を決める。予選ラウンドは各チーム12試合を戦い、開催国と上位7チームの計8チームが決勝ラウンドへ進出。トーナメント形式で優勝チームを決定する。

【日本の得点(上位)】
1位 石川  21点 
2位 髙橋藍 16点
3位 西田   8点