生成AIの影響で終了したコンテストも
一方、長年続いていたものの、最近終了したコンテストがある。それは、鳥取県境港市の境港観光協会が主催していた「妖怪川柳コンテスト」だ。
「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家の水木しげるさんの出身地を盛り上げようと、妖怪をお題にした川柳を全国から募集するコンテストとして、2006年から開催されていた。それが、2026年2月に受賞作品が発表された第20回をもって幕を下ろした。
その理由の一つが生成AIだったと境港観光協会の担当者が明かす。
「生成AIの利用は想定していなかったので、募集要項には特に記載していませんでした。けれども、去年事務局でAIを使って作ってみると、パッと作れますし、どんどん情報を与えるとどんどん上手くなっていくんですよね。ただ、AIが作ったから人の創作じゃないと言えるのかといえば、その線引きも難しいのも事実です。
それに、もしも私たちが賞に選んだ作品が、『実はAIで作りました』みたいな話になるのも、毎年送っていただいているファンの方にも申し訳ないと思いました。現場に来てもらって、その場で詠んでもらうことも検討しましたが、参加のハードルも高くなってしまいます。20年続いたので、一通り役目も終わったんじゃないかと思い、このタイミングで終了しました」














