悔しさを晴らす”前哨戦”に

現在日本代表は、男子は世界ランキング7位、女子は5位(26年6月現在)に位置する。

Q.男子日本代表のチームを見て強みや凄さっていうのはどういうところで感じますか?

佐藤:まず日本らしいディフェンス力っていうのは本当に世界一ぐらいで。でもそれにプラスして、今自分たち女子もオフェンス力を強化していったり、ハイセットをしっかり打ち切る力をつけていってる最中なんですけど、そういうのが特に(男子は)海外挑戦してる選手たちからアグレッシブにオフェンス攻めていってるなっていうのもありますし。

前回大会のブラジル戦

Q.そういうのを実際に取り入れようとか、皆さんで実践したりするんですか?

佐藤:去年、ちょっとみんな日本代表女子色々やりましたけど、

髙橋:やってましたよね、フェイクセット。見てました、見てました!

佐藤:本当にやめてください!でもちょっと本当に難しいですね、すごいです。

髙橋:女子でやってるチームなんていないと思うんで、だから日本代表女子がフェイクセットやった時に、自分はおもしろって思いました。

Q.逆に男子から見て日本代表女子チームの強さ、凄み、取り入れてみたいと思うところは?

髙橋:粘り負けないなっていうのは見てて思いました。ラリーになってもそれを打ち勝っていく、ブラジル相手とかで本当に勝負かかってる試合とか見てましたけど、粘って粘って最後しっかり打ち切るっていう部分が、本当に相手からしたらすごく嫌だろうなっていうのはめっちゃ思ってて。それに、オフェンス力、パイプの攻撃もそうですし、ミドルもそうですし、サイドからすごくライトは一つ早いのがあって、レフトから佐藤選手だったり石川選手が打っていくっていう、本当に総合的にレベルが高いなっていうのを見てて思っている。

髙橋:自分たちは、その体力持たない、あんなラリーしたら絶対持たないんで。せいぜい3ラリーぐらいが限界なんですけど。女子は本当に4ラリー、5ラリーするぐらいずっと走り回ってるんで。本当に疲れないのかなって。自分たちからしたら想像ができない部分ではあるんですけど。

今季の代表にとって最初の大舞台、ネーションズリーグがいよいよ開幕する。女子は6月4日に、男子は5日に初戦を迎え、ここからロス五輪に向けた代表の活動が本格化する。男女両エースは、ともに去年のネーションズリーグへの悔しい経験があるからこそ燃えている。

Q.今年はなんといっても2028年のロサンゼルスオリンピックの切符を懸けた戦いが待っていますし、そのためにも大事なネーションズリーグがありますよね。今年はどんな大会にしたいですか?

髙橋:まずは本当に去年悔しい結果をしてるので、男子としてはネーションズリーグでまずは成長していかないといけない、またもう一回チームを作っていかないといけない。メダルを取れるチームを目指していかないといけないので、ネーションズリーグはそこがすごく自分たちは重要かなと思っていて。ネーションズリーグで自信をつけた部分をオリンピック予選ってところで自分たちは力を発揮できると思ってるので、まずネーションズリーグは自分たちを作るってところからまず始めたいなと思ってます。

Q.具体的に去年の反省点。今年はそこを修正したいって部分はどこにありますか?

髙橋:パリまで自分たちはメダルを獲得したりとか、強いチームを倒したりっていうので、そういったイメージを持ちながら去年の代表シーズン戦ってしまったので、そうじゃなくて自分たちはまだ挑戦者というか、常に下から食らいついていく、そういったチームだっていう気持ちを忘れないことがまずは大事だなと思いましたし、そういったハングリー精神はすごく大事だなと思ったので、また一から挑戦する気持ちというか、自分たちから攻めていく気持ち、そういった気持ちで戦っていきたいと思ってます。

前回大会のドイツ戦

Q.一方佐藤さん、女子はいかがですか?まずはオリンピックを懸けた切符の前の戦いのネーションズリーグ

佐藤:去年はメダルを懸けた3位決定戦だったり準決勝のところで常に負けていたので、そこをまず1個クリアしていくっていうところと、もっと上を目指してやっていいんじゃないかっていう話も出て。自分たちには無理とかそういう風に思わずに、全員で世界一を狙いに行こうっていう話をみんなでしたので、まずネーションズリーグで金メダル取れるように頑張りたいと思います。

Q.あと1つ勝つために何が足りなかったと思いますか?

佐藤:去年プレッシャーのかかった試合の中で、相手のチームは気持ちだったりプレーのマインドとかも全て上げて戦ってきていたんですけど、自分たちはそれにちょっと押されてしまってる部分があったので、プレッシャーのかかった試合で勝つっていう経験をしっかり増やしていきたいなって思ってます。

髙橋:お互い金メダルを目指して頑張りたいなと思ってます。お互い頑張りましょう!

佐藤:お互いに!