”イタリアの先輩”髙橋→佐藤「とりあえずイエスで(笑)」

Q.髙橋選手が20歳ぐらいでもうポンと海を渡って活躍する姿はどういう風に感じてました?

佐藤:自分もやっぱ海外挑戦したいっていう思いはありましたし、いろんな不安も絶対あるのに、1人で海外挑戦してるのとかはすごい本当に尊敬して見てました。

2人とも来季から新たな挑戦をする。佐藤は、念願の海外へ。イタリア・セリエA『ヴェロ・バレー・ミラノ』へ移籍する。

Q.いよいよ佐藤さん、海を渡る決断をして。どうですか海を渡るという気持ちは?

佐藤:楽しみな気持ちが一番大きいんですけど、やっぱコミュニケーションの部分とかも頑張らないといけないなと思うので。これまで以上に、バレーボール以外のところでも頑張って努力していかなきゃいけないなと思ってます。

Q.いつ頃から海外を意識してたんですか?

佐藤:20歳ぐらいの時にはやっぱ行きたいなとはちょっとずつ思ってました。

藤森:なんかやっぱり(2人は)シンクロするところがありますよね。

髙橋:そうですね、自分も行ったのが20歳なので。

Q.海を渡った当初っていま思うと?

髙橋:もちろん楽しみもあったんですけど、でも断然不安要素の方が大きかったです。やっぱり言葉も喋れないし、まして1人やし、向こう行ったら文字も読めないし。本当に生きて帰ってこれるのかなみたいな。

髙橋は2021年12月にイタリアに渡り、世界最高峰の舞台セリエAで3シーズン戦い抜いた。当時は不安もあったと話す髙橋。それでも世界トップクラスの選手と対等に渡り合えるまで成長した。そして、来季から再び海を渡りポーランド1部リーグの強豪ルブリンへ移籍する。

Q.佐藤さんどうですか、せっかくなんでちょっと色々聞けるチャンスが。

佐藤:そうですね・・・

藤森:やっぱり今出てきた言葉というのは、不安の方が大きい(という意味)ですか?

佐藤:やっぱ言語が違うので、そこをどう乗り越えたのかなって。

Q.(髙橋さんは)どうしました?

髙橋:最初はもうノリです!ノリ(笑)本当にわかんないです。自分も英語も一応勉強はしてましたけど、行ったらもう伝えられないし何言ってるかもわかんないっていうのがあったんで。最初は正直しんどいと思います。自分もやっぱり1か月、2か月しんどくて、ディナーに誘われても喋れないしなみたいな感じでちょっと断ってた部分もあったんで。

髙橋:でも正直なんとかなります!すごいやさしいんで、海外選手。チームもすごい助けてくれるんで。本当になんとかなるっていう部分と、もっと勉強しないといけないなって思うんで、環境にさえ慣れてしまえば、すぐ溶け込んでいけると思います。

Q.ノリで突破する『実践編その1』を何か

髙橋:とりあえずイエスって言っとけばいいです!(笑)

佐藤:(笑)

髙橋:イエス、イエスって!(笑)

佐藤:イエスで(笑)

髙橋:でももし日本のアニメとか好きだったりとか、共通する、絶対日本の何か好きだったりするんですよ。お寿司が好きとか、日本の好きなものとかで話が最初していけると思うんですよ。日本の話ですごく盛り上がると思います、日本語教えたりとか。

佐藤:アニメ観ます。今日から(笑)

髙橋の話を聞く佐藤

Q.あとプレー面とかチームに入っていった時の実際のコミュニケーションは?

髙橋:自分が一番大変だったのは、正直アジアの選手っていう括りにされるので、日本女子も強いですし、男子も強くなって行く中で、すごくリスペクトはあると思うんですけど、自分が行った時もやっぱ小さいですし、少し舐められてるような感じはあったので。だから自分のプレーでわからせてやろうっていうので、どんどん積極的に遠慮せずにプレーで魅せつけていったというか、信頼関係を作っていったって感じでしたね。

Q.佐藤さんは向こうに行ってどんな経験を積みたいって思ってるんですか?

佐藤:自分自身の1番の目標は日本代表でオリンピックでメダル取ることなので、そこに最終的につなげるために今回の海外移籍も決めたので。常に高いブロックが前にある中で、もっといろんなオフェンスの引き出しを作っていきたいなと思ってます。

Q.高橋さんは実際に向こうに行って最初に代表を意識しながら感じたことって?

髙橋:自分も佐藤選手と一緒で、やっぱオリンピックでっていうところで海外挑戦をしてたので、男子であれば2メートルの選手が当たり前に、前に3枚いるとか普通の世界だったので。自分は最初日本代表に入った時も、相手がブラジルだからやっぱ強いとか、イメージとして気後れしてた部分があったので。それが普通にブラジルの選手とかポーランドの選手とかイタリアの選手とかと一緒に普段からプレーしてることで、それに慣れてしまうっていうのがすごく代表で自分は生きたなと思っていて。