28年ロス五輪に向け、バレーボール日本代表の戦いが始まるまずは、日本代表として今季最初の国際大会「ネーションズリーグ」が6月に開幕。今年“唯一”の世界一決定戦を前に、男女それぞれの代表で中心となる髙橋藍(24)と佐藤淑乃(24)のダブル”エース”にお互いの印象や代表にかける思い、さらに海外生活のアドバイスなどを藤森アナウンサーが聞いた。

”初めて話した”同学年2人が語る印象

藤森:よろしくお願いします!

佐藤&高橋:お願いします!

藤森:こうして、お2人が並んでインタビューとか取材を受けるってありましたか。

髙橋:いや、初めてです。あまりゆっくり喋ったこともないし。

佐藤:初めて話しました。

藤森:初めて話したくらいなんですか。

髙橋&佐藤:はい

今年25歳を迎える同い年。実は、このインタビューがきちんと話す初めての場だったという。

髙橋は、日本で新リーグとしてSVリーグが開幕した24-25シーズンにサントリーサンバーズ大阪に加入。1季目は天皇杯優勝、SVリーグ初代王者と2冠を達成しMVPを獲得。2季目となる今シーズンは、キャプテンとしてチームを支え、連覇は逃したものの決勝では西田有志(26)擁する大阪ブルテオンと激闘を繰り広げた。SVリーグアワードで「ベスト6」と「ベストレシーブ」の2部門を受賞、今季でサントリーを退団した。

SVリーグアワードでMVPを獲得した佐藤もチームをけん引する存在。名門・筑波大学に進学し、3年生の時に初めて日本代表に登録。国際大会デビューを果たした22年ネーションズリーグでは、当時キャプテンの古賀紗理那や、次世代エースとして地位を確立していた石川真佑らとともにアウトサイドヒッターとして名を連ねた。大学卒業後に入団したNECレッドロケッツ川崎ではエースとして活躍。佐藤もまた、今季でチームを退団した。

お互いポジションは”攻守の要”となるアウトサイドヒッター。攻撃の柱となる反面、守備にもまわることがあるオールラウンダーなポジションだ。日本代表でも攻守共にチームに貢献する2人。

Q.お互いの活躍ぶり、プレースタイルをどう見ていますか?

髙橋:すごいびっくりしたというか。(佐藤さんは)去年代表入ってすぐスタートで活躍してる。日本リーグだけを経験してきた選手なのに、国際大会とかでは、普通にバカバカ得点を取るし、すごいなと思って見てました。

佐藤:ありがとうございます(照)

藤森:逆に佐藤さんは?

佐藤:もうずっと、自分たちの同級生の中で活躍されてますし、刺激を受けてきましたし。よく男子の試合を見させてもらったりしてるんですけどディフェンスの部分もすごくチームに貢献してますし、オフェンスの数字もすごい高くて勉強させてもらってます。

髙橋:嬉しいですね、そんなん言ってもらえて。

佐藤:春高を見ていて本当にすごいなと思って、そこからすぐオリンピックも出て、本当に同い年じゃないみたいにすごい遠い存在でした。

一方で髙橋も、佐藤に感化されている部分があるという。

髙橋:やっぱり女子の試合を、男子も見たりするので、女子が頑張ってるとすごく自分たちもそれに対して刺激を受ける。正直自分も負けてられないなというか、自分自身も同い年として、チームを引っ張っていく存在になっていかないといけないなっていうのはすごく佐藤選手のプレーから感じられたので。本当に世界の高さであったりとかパワーも違う中で、全然気おくれせずに戦ってる姿を見て、すごいメンタリティーだなと思って見てました。