「東はメンチ」、「西はミンチ」
全国マップが示す東西の差
住宅地図大手のゼンリンが2025年3月に実施した調査結果が、この呼び方の地域差の概要を教えてくれる。2日間で449件の回答を集めた「全国『ミンチカツ』マップ」を見ると、日本列島は大まかに「東のメンチカツ」対「西のミンチカツ」という構図を見せている。
東のメンチカツ勢力圏は、中部の岐阜・長野・新潟から関東地方、東北地方全域にわたる。さらに北陸の石川・富山、中国地方の島根、徳島を除く四国地方、福岡・熊本を除く九州地方でもメンチカツ派が優勢だ。
一方、西のミンチカツ勢力の中心は大阪・兵庫・京都の関西中心部で、ここでミンチカツ派が特に多い。その勢力圏は奈良・愛知・広島にも広がり、関西の三重・和歌山、中国地方の鳥取・岡山・山口、四国の香川、九州の福岡・熊本、そして静岡、北陸の福井、近畿の滋賀でもミンチカツがメンチカツを上回っている。
興味深いのは、東日本でも北海道にミンチ派が存在することだ。
福井出身の加藤氏は、「私がミンチカツの呼び名を覚えたのは、「大学院入学で上京する前の福井時代だったに違いありません」と振り返る。














