「幻の城」現る
(坂本城を考える会 山本正史事務局長)
「この石が見えるか見えないかくらいまで(普段は水が)ある」
姿を現したのは、戦国武将・明智光秀が築城した「坂本城」の石垣です。

普段は水面の下に沈んでいて、地上に一切遺構が残っていないことから「幻の城」と呼ばれています。城があったことを知らしめるこの石垣が初めてその姿を現わしたのは、1994年の「びわ湖大渇水」のときでした。
(山本正史事務局長)
「(石垣が見られることは)明智光秀からこの地域へのプレゼントだと思っている。滋賀県民としては水がこんなに減ったら、漁業者が困る。うれしいけど、半分以上悲しい」














