12月8日に発生した地震のメカニズムとは

<阿部郁男教授>
「プレートが沈み込んでいる場所が、千島海溝と日本海溝という場所になります。そこで、沈み込んでいるプレートに対して、上の陸側のプレートが大きく跳ね上がって地震を起こす可能性があると言われていて、そこが『想定震源域』と言われているものです。その想定震源域の中でマグニチュード7.5の地震が発生したというのが、今回の地震になります」
<滝澤キャスター>
「巨大地震の想定震源域で起きた地震だったというところが一つポイントだと思うんですが、過去にもここは地震が頻発しているエリアなんですよね」

<阿部郁男教授>
「まさに2011年、東日本大震災のときにマグニチュード9の地震が起きる2日前に、その少し離れたところでマグニチュード7.3の地震が起きています。同じようなことが1963年の択捉島南東沖地震でも起きていますので、同じようなことがひょっとしたらあるかもしれないということで、今回、その情報(北海道・三陸沖後発地震注意情報)が出されたという形になるかと思います」
緊張感は続きますが、今回気象庁から新しい情報が発表されました。静岡県では危機なじみはないかもしれません。いったい何を伝える情報なのでしょうか。














