「ここら辺は空爆にあっていない」大阪・鶴橋の古い街並み

 大阪・生野区の鶴橋駅付近は、小さな木造住宅が隙間なく建ち並ぶ「危険な密集地」。道幅も非常に狭く、7軒連なっている長屋も。空爆を免れた古い街並みが今も残っているのです。

 「戦時中にここら辺は空爆にあっていない。それが今の状態で残っている」(北鶴橋連合振興町会・田中照章会長)

 住民も長年住み続けている高齢者が多く、軒先にバケツを置くなどして、火災には常に警戒しているといいます。

 「(消防車などが)来るまでは自分たちで頑張ってやらないと…全部消滅してしまうでしょうね。(住宅が)つながっているので」(北鶴橋連合振興町会・田中照章会長)