気象予報士が選ぶ「今年の気象・天候を表す漢字」が今月7日(2025年12月7日)、東京の気象神社で発表されます。近年の記録的な猛暑を背景に3年連続で「暑」が選ばれていますが、今年はどんな漢字が選ばれるのでしょうか?森さんがノミネートした漢字でこの一年を振り返ってみました。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)
最強「寒」波の襲来で大「雪」に
今年の冬は、異例な雪の降り方が日本列島を襲いました。最強寒波の影響により北海道・帯広では2月10日のたった1日で日降雪量104cmを観測し、観測史上1位という異例のドカ雪となりました。また有数の豪雪地帯である青森・酸ヶ湯では2月の積雪が5m9cmに達し、12年ぶりに5mを超える記録的な積雪深となりました。
史上最も「早」く、「短」い梅雨
春が過ぎ、迎えた梅雨シーズンは短さが際立ちました。多くの地域で梅雨入りが平年より大幅に早く5月中に発表されたことに続き、梅雨明けも6月中に発表となり、異例の早さと短さの梅雨となりました。
気象予報士 森 朗氏:
例年より3週間以上早い梅雨明けは、季節のサイクルが大きく乱れていることを示しています。さらにこれは夏の長さを予感させるものとなりました。














