議員定数が減ると、有権者の声が政治に届きにくくなる可能性も…
一方、野党第一党の立憲民主党の議員は…
(立憲 愛知12区・重徳和彦衆院議員 10月20日)
「立憲は有利になると思う。大政党であり、小選挙区で勝負できる議員が多いので。『だから良いのでは』とは言えない。少数政党も大事だから」

「衆議院の議員定数の1割削減」について専門家は…
(愛知学院大学・森正教授)
「議員定数1割削減案は、あまり評価していない。議員というのは有権者と政治との間をつなぐパイプ役。これを減らしてしまうことは、その分、有権者の声が政治に届きにくくなる可能性がある。政治家側から『パイプ役は少なくていい』という話なので、これを評価する理由が見つからない」
さらに1割という数字にも、違和感があると話します。
(森教授)
「国会議員の数が、少なければ少ないほど良いのであれば、1割なんてケチなこと言わず、2割でも3割でも主張すれば良いが、なぜかその話は出てこない。つまり『なぜ1割削減なのか』という合理的な根拠は全くない」

 
   
  













