青森消防本部に所属する21歳の消防士が、食事代などとして集金した1万5000円を横領したなどとして懲戒免職処分となりました。消防士は「生活が苦しかった」と話しているということです。
懲戒免職処分となったのは、青森消防本部の東消防署筒井分署に勤務する21歳の男性消防士です。
青森市によりますと男性消防士は、2025年8月に管理を任されていた職員有志の食事代などを保管していた金庫から1万5000円を横領したほか、8月と9月には公費で購入している他の職員の「活動服」と「救急服」を盗み、自分のものと無断で交換していたということです。
上司からの聞き取りに対し、男性消防士は「生活が苦しかった」「体型が変わり服が小さくなり目についた大柄の職員の服と交換してしまった」と話しているということです。
青森消防本部の村上靖 消防長は「全職員に対し、改めて服務規律の順守と綱紀粛正を徹底し、地域住民の皆様からの信頼回復が図られるよう取り組んでまいります」とコメントしています。














