青森テレビの小山内 悟 社長(69)による社員に対する言動の一部が、パワーハラスメント及び不適切な言動・指導にあたると認定され、小山内 社長は20日付で辞任しました。
小山内社長については2025年6月、不適切な発言・行為について告発する文書が明らかになり、青森テレビでは外部の弁護士をトップにした調査チームを立ち上げて事実関係などの調査を行ってきました。
その結果、小山内社長が「取引先との業務の進め方について一方的に社員を疑った発言と机をたたく行為」などがパワハラと認定されました。
また、「社員の出身校に言及した発言や、採用試験での面接した学生に対する圧迫的な発問」などが不適切な言動と認定されました。
20日付で辞任 青森テレビ 小山内 悟 社長(69)
「調査報告に関しましては、その結果を厳粛に受け止めております。これまで県民の皆さま、視聴者の皆さま、そして社員の皆さまに大変な心配、ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした」
青森テレビの小山内社長は20日付けで辞任し、新しい社長には今井正樹 取締役(49)が就任することが決まりました。
社長に就任する 青森テレビ 今井正樹 取締役(49)
「このたびは大変お騒がせして、申し訳ございませんでした。いま、社員含めて会社も非常に混乱している状況です。まずは、社員の皆さんが安心安全に働ける、そのような職場環境を作っていきたいと思います」
青森テレビは、再発防止策として「ガバナンス強化とコンプライアンス徹底に向けた組織改革と人事刷新や新たに外部委託の通報窓口を設置する」ことを決めました。