大森は3月の名古屋ウィメンズマラソンで、2時間25分36秒の今季日本7位記録で9位、自己記録を1分18秒更新した。7月のホクレンDistance Challenge千歳大会5000mでも15分27秒
27と、大学3年時の15年に出した15分28秒32を実に10年ぶりに更新した。
「大森がここまで(ケガなく)1年を通じてレースに出て、コンスタントに練習したのは入社して初めてです。探究心が強く色々な本を読んだり情報を入手したりして、まだまだ上を目指す意欲が結果につながりました」。
クイーンズ駅伝も含めダイハツエース区間の3区は、松田、細田あい(現エディオン)、加世田が近年走ってきた。大森の3区は初めてだが、山中監督は「松田を1区にして大森を3区に、と考えたことも何度もありました。今回は何の抵抗もなく3区に決められました」と信頼を寄せる。
山中監督は今回のメンバーを「前半型のオーダー」だと言う。「クイーンズと違ってプリンセスは、3区間に主力を置けるチームは多くありません。前半である程度はチーム数を絞りたいですね」。
目標は「5番くらい」と山中監督は設定している。西出と大森の好調コンビを投入する前半を、3位以内で終えたいところだろう。