総理を務める覚悟 具体的には?

小説家 真山仁さん:
いろいろなところで「覚悟はある」と言っていますが、皆さんが一番聞きたいのは「玉木さんが総理になりたいかどうか」だと思います。そこはどうですか。
国民民主党 玉木代表:
衆議院に初当選して以来、「必ずこの国のトップリーダーとしてこの国を率いていきたい」というのは、変わらず思い続けてきました。
特に党の代表を務めてからは、野党ではありますが、「いつか政権を担うんだ」という思いでやってきたので、野党であっても現実的な政策、責任ある政策を出していこうと、これまでやってきました。
小説家 真山さん:
そういう意味では、チャンスが来ているのではないでしょうか。こういうチャンスは逃さない方がいい気がしますが、どう思っていますか。
国民民主党 玉木代表:
もちろん、大切な機会だと思います。一方で、政権運営というのは重いことであり、そして連立政権を前提にします。連立の合意、政策の一致。特に安全保障は、1日も1秒も揺らぎがあっては国家・国民を守れないので、そこはしっかりと一致させたい。
私の初当選は民主党の政権交代時ですが、民主党政権が3年3か月で終わってしまった1つの要因は、辺野古崎の基地の問題で、社民党さんが連立から離脱されたり、アメリカとの関係も信頼関係が揺らいだということを身をもって経験しました。自分が政権を担うときには、安全保障は他国との関係でもあり、国内で決めて終わらない話でもあるので、ここはしっかりと一致点を見いだしたいと思います。