安保・エネルギー政策…大事なのは「政策の一致」
小川キャスター:
これだけ混沌としてる中、総理になりたいというお気持ちはあれど「火中の栗を拾うのは…」という不安があったりもしますか。
国民民主党 玉木代表:
両方の意見をいただきます。ただ、判断基準は政策本位ということですから、安全保障も含めた政策で一致できれば「GO」ですし、一致できなければ駄目だということです。
政策本位で判断するということが、こういう混沌とした政治状況だからこそ、判断の軸というのはとても必要で、それを私達は「政策本位でやっていこう」ということで、15日も判断していきたいなと思います。
小説家 真山さん:
政策本位は大事だと思いますが、普通連立する場合には、まず「ここは同じ」と共通項をすり合わせた上で、「ここが違う」という話になると思ういますが、今回はずっと“違う点”を議論している気がします。共通項からすり合わせ、違うところをどう調整するか、とはならなかったのでしょうか。

【立憲の「基本政策」に対して】
国民民主党 玉木雄一郎代表(12日)
「立憲民主党としても、そろそろ安全保障政策・エネルギー政策を現実的なものに整理し直してはどうかと申し上げている。そのことで一致できれば、政権をともにすることは可能」
国民民主党 玉木代表:
私はいろんな政策があっていいと思いますが、政党が違うので、その中で、最低限一致させなければいけないところだけ一致させようと。それはやはり、国の根幹に関わる安全保障政策であったり、エネルギー政策に関することについてです。
なので私たちはたくさん言っていません。逆に「ここだけは」というオペレーションシステムのような基盤だけはちゃんと合わせて、その上にいろんなものが乗っかってきたらいいと思います。
過去の民主党政権の経験もあるので、安全保障や原発を含むエネルギー政策については、しっかりすり合わせた上で、様々なバリエーションはむしろ交渉の対象です。
例えば、我々は「178万円まで所得税控除額上げましょう」と言っていますが、「160万円でいい」とか、「150万円ではないか」などは交渉の対象になると思います。ただ安全保障だけは他国の関係もあるので、一致させることが必要だと思います。