玉木氏 3党党首会談「1回では終わらないのでは」

小川彩佳キャスター:
連日のように玉木代表を巡る動向をお伝えしていて、メディアへの露出も増えている中で、支持者からの「玉木さん総理になって」という声も高まっているのではないですか。

国民民主党 玉木雄一郎代表:
いろいろなお声をいただくのは、ありがたいと思っています。ただ、重い職責ですから真剣に考えています。

一方で、我々はまだ小さな政党であり、単独で過半数を取れない、どんな形であれ他党と組んでやらなければいけません。その中で、どのような連携が取れるのか、基本政策の一致が図れるのかということを、14日は幹事長間でやっていましたが、15日は党首同士で、丁寧にしっかりやっていきたい思います。

藤森祥平キャスター:
15日の3党の党首会談で、立憲民主側が基本政策を国民民主党側に近づけてきたら、その場で決断することもあり得るんですか。

国民民主党 玉木代表:
どういう話があるのか、まず伺いたいと思いますが、1回では終わらないのではないしょうか。

ヨーロッパだと多党制の中での連立交渉というのは、場合によっては数か月かけることがあります。ドイツでは100ページを超える、連立合意文書を作ります。選挙ではそれぞれの主張を掲げて戦いますから、その中で合わせていく。連立政権を作っていくに当たっては、各国その積み上げたものがあって。

日本の場合は逆にずっと自公政権で、それがもう当たり前でしたが、多党化時代の新しい政権運営のルールと作法がまだ定まらない中で、大きな目で見ると、14日にやることも15日にやることも、連立連携交渉の一環だと思います。

石破内閣がある程度続いても、合意を得る間は丁寧な議論をしながら、次の政権の枠組みを行っていく。そういうルールを作るのも1つだと思いますから、15日はしっかりお話を伺い、議論をしたいと思います。必ずしも1回で終わらせるものでもないのかなと思います。