26年にわたり続いた自民党と公明党の連立関係に終止符が打たれることになりました。自民党の高市総裁は総理になれるのか。スタジオに生出演した、公明党・斉藤代表に詳しく聞きました。※10月10日(金)「news23」に出演しました
四半世紀にわたる関係を「一旦白紙」に 公明党が連立離脱
まもなく就任から1週間となる自民党の高市総裁。会談が始まるまで、“別れ”を告げられる事になるとは思っていなかったようです。

国会内で行われた与党党首会談。高市総裁と公明党・斉藤代表、2人の表情は対照的です。
約1時間半に及んだ会談の末、公明党が選択したのは、連立からの離脱でした。

公明党 斉藤鉄夫 代表
「自公連立政権については一旦白紙とし、これまでの関係に区切りをつけることとしたい」
対する高市総裁は…

自民党 高市早苗 総裁
「そもそも本日の党首及び幹事長による会談は、何かを決めるという事ではなく、地方から聞いた声をお伝えするというのがきょうの議題でございました。一方的に連立政権からの離脱を伝えられました」
政界に激震が走った連立離脱。

その歴史が始まったのは1999年。当時は、自民党と自由党の連立に公明党が加わった「自自公連立」でした。

2009年、自公はそろって野党に転落しましたが、2012年に自民党が政権を取り返すと、再び公明党と連立を組み、以来、政策面や選挙での協力関係が続いていました。
四半世紀にわたる関係はなぜ終焉を迎えたのか?引き金となったのが「政治とカネ」です。














