次の総理は誰に?鍵を握る玉木氏
“次の総理”は誰になるのか。鍵を握るのが、国民民主党の玉木代表です。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「政権をともにするのであれば基本政策の一致は必要だと思う。立憲、国民、維新でやったとしたら首班指名はとれるかもしれないが、固い結束で結ばれておかないとすぐに崩れちゃう。立憲民主党には、ぜひ現実的な安全保障政策に転換されることを求めていきたい」
名指しされた立憲民主党。野党一本化による「政権交代」を訴えています。

立憲民主党 野田佳彦代表
「政権交代できたのが1993年と2009年。自民党から政権を奪えたというのは、十数年に1回しかチャンスはめぐってこない」
その立憲と維新・国民民主の3党の幹事長が、14日夕方に会談し、総理指名選挙などをめぐって、15日、「党首会談」を行うことで一致しました。

立憲民主党 安住淳幹事長
「ここまでくると、あとはそれぞれの代表の判断。明日は明日の風が吹くのかな」
仮に“野党共闘”が実現した場合、総理に選ばれる可能性が高いのが玉木氏です。
玉木雄一郎氏(2009年)
「朝の2時57分にホテルから歩いて国会前に到着したのですが、二番乗りでした」
2009年に「政権交代」を果たした当時の民主党公認で初当選した玉木氏。その後、再び自公政権となり、野党再編の波に飲まれる中…
玉木雄一郎氏(2020年)
「変革の旗を高らかに掲げて、きょう私たちは船出をします。みなさんどうぞ、よろしくお願い申し上げます」
“玉木総理”に街の人は「新しい世界が開ける」
2020年、立憲民主党とは一線を画す、今の国民民主党の代表に就任し、支持を拡大してきました。自公が連立を解消し、総理の座が現実味を帯びてくると…

国民民主党 玉木雄一郎代表(10日)
「私自身、公党の代表として、内閣総理大臣を務める覚悟はあります」
急浮上する“玉木総理”の可能性に街の人は…
60代
「私はいいのではないかと思う。(玉木氏が)総理になった方が、新しい世界が開けるのかなと」
20代
「正直ちょっと前にスキャンダルが出て、好感度としてはちょっと低いかな」
40代
「できたら政府を運営するということを知ってというか、実際にどこかと組んでやってからの方が、良さを潰さずにいけるのかなと」
20代
「数合わせで他の野党と組んでというところだと、うまくいかないと思うので、そこはわりと慎重に動いてほしい」