来年秋にスタートするBリーグの新しい最高峰リーグ「Bリーグプレミア」に参入するためには、売上や観客動員数などとともに、アリーナの要件も定められています。

その要件は、▼観客席数5000席以上、▼飲食や談話などができるスイートルームなどがあること、▼常設の大型映像装置があることなど、多岐にわたります。
SAGAアリーナで特に目を引くのが、大小15のラウンジやスイートルーム。

(佐賀バルーナーズ 井手優希さん)「レセプションだったり会社の懇親会、行政の研修会場に使って、そのまま試合観戦をしたり」
試合がある時もない時も、懇親の場として利用されています。
公設公営のアリーナとしては珍しい設備が盛りだくさんのSAGAアリーナ。佐賀県は、国民スポーツ大会の後のことを見据えて整備したと説明します。

(佐賀県SSP推進局 日野稔邦 SSP総括監)「都市機能として、こういうアリーナを持つことが都市間競争上プラスになる。地元の人にとってもプラスになる。
エンタメ的な見せるアリーナ、見て楽しむアリーナ、そういうものが佐賀に必要じゃないかと、プロジェクトがスタートした」