高知県須崎市の釣り堀いけすの中で大型の肉食魚「アカメ」が発見されました。誰かが放流したと見られていて、業者は海上保安庁に被害を相談。取材に応じた業者の男性は「何を考えているのか分からない」と困惑した様子でした。
アカメが発見されたのは、高知県須崎市の幸丸水産が運営する釣り堀いけすです。
幸丸水産によりますと、7日朝、いけすで釣りをしていた客から「すごく大きな魚がいる。これアカメじゃない?」と連絡がありました。
幸丸水産ではアカメをいけすに入れていませんでしたが、何度も話があったため見に行ったところ、シマアジなどの魚を入れていたいけすに「アカメ」が入っていたということです。
■幸丸水産 福本英太郎さん
「お客さんが『これアカメやろ、デカすぎる』という話をしていて、見に行ったら本当にアカメが入っているという状況でした」
アカメは、高知県沿岸部などに生息する肉食魚で、体長は1・5メートル以上にもなる大型の魚です。眼が赤く光ることから「アカメ」と呼ばれています。
いけすに入っていたアカメは体長120センチ、重さは20キロ以上。
もともと、いけすに入っているシマアジは体長30センチほどでした。
釣り客から「いけすが破れているのでは?」という声も上がる中、いけすを上げてみましたが、破れてはいなかったということです。
いけすの中のシマアジが食べられたかどうかはわからないそうですが、いけすを上げる仕事で半日かかったということです。














