【しし座流星群】を見よう!

『しし座流星群』は、毎年11月に出現する流星群です。極大は、来週18日(火)の午前3時ごろと予測されていて、「18日(火)未明~明け方」が観察には一番良いでしょう。極大期の前ですが、月明かりの影響も小さくこの週末も見られる可能性が高いでしょう。

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【火球】明るい流星が毎年出現

『しし座流星群』は、全体的に明るい流星の比率が高く、火球クラスの非常に明るい流星が現れることがあります。24年前2001年の大出現は世間を驚かせました。1時間あたり1000個を超える流星(流星雨と呼ばれる)が観測されたのです。

しかし、2003年以降は流星がかなり少なくなり、国立天文台によると、2025年の極大時の1時間あたりの流星数は【4個】と予想されています。

観察のポイント

「しし座」の放射点が昇ってくるのは、日付が変わってからなので【未明~明け方】が一番のチャンスです。特に明るい星「木星」(‐2.4等級)を目印にするとしし座は見つけやすいでしょう。

観測条件は最高!

『月の満ち欠け』をまとめました。①極大期は新月の2日前 ②月の出は明け方 ③月と放射点は同じ東。①~③の状況なので、月が出る前までがいちばん良い条件でしょう。ちなみに18日(火)東京の月の出は4時18分です。