『信を問う』
東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題について、花角英世氏が新潟県知事に就任した2018年以来、繰り返してきた言葉です。
ただ、その言葉の意味は変遷しているようにみえます。
新潟県庁で開かれる知事の定例会見で、毎回記者から質問が相次ぐのが、柏崎刈羽原発の再稼働問題についてです。

新潟県 花角英世知事(10月23日)
「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません。『いずれ判断します』、『その結論について県民の意思を確認します』と」
「『県民の意思を確認する方法は、信を問う方法が、最も責任の取り方として、明確で重いと思っています』と」
確かに、花角知事はこの7年間、「信を問う」というフレーズを繰り返してきましたが、その言葉から受ける印象は折々で変化してきました。














