きのう夕方に発生した大分佐賀関の住宅火災。日の出の時間を迎えた現場から中継です。

発生から13時間以上が経過した現場です。依然として白い煙が黙々と立ち込めています。

日の出を迎えて明るくなって、少しずつ現場から300メートルほど離れたこの防波堤からも状況を確認することができるようになりました。

海沿いに一番近い建物は燃えた様子はありませんが、その1ブロック奥の建物がかなり焼けている様子が見受けられます。

その白い煙が上がっているところは、屋根が崩れ落ちている家屋も見受けられます。

今もやや強い風が吹いています。画面の左から右に向かって、この時間も風が吹いています。住宅地から出た炎が、右の岬の辺りに燃え移り、さらにその奥の、住宅地からおよそ1.5キロ離れている無人島の中腹からも煙が上がっています。

付近の方の話では、きのうの夜はこの無人島から火柱が上がっているのが見られたということです。かなり広範囲にわたって燃え広がった様子が確認できます。

付近の住民も明るくなって、不安そうに現場を見に来て、どういった被害なんだろう、そういった声がよく聞かれました。明るくなった現場は心配そうな人が多く詰めかけています。

(Q.風に舞って火の粉が無人島に飛んでいった?)

対岸からも800メートルほど距離がある場所ですから、火の粉が無人島まで飛んでいったというふうに考えられます。付近の人の話では漁船がないと渡ることもできず、釣り人もそんなに行くような場所ではないというふうに語っていました。

(Q.住宅火災は一時に比べると落ち着いたように見えるが、いまも火は確認できる?)

オレンジ色の炎は私の場所から確認することはできません。ただ時折、白い煙が急にモクモク上がることがあるので、まだ内側では火がくすぶっていると思われます。