「置き配」でドライバーの負担が大幅削減
「置き配」の効果を集合住宅の再配達率で見た場合、対面での配達は18%だったのに対して、置き配は2%と、大幅に削減されています(国交省の2021年度資料より)。
また、配達の所要時間について、対面では2分7秒だったのに対し、置き配では1分20秒と短縮されているということです。
しかし、大阪の配送業者に実情を取材すると、置き配指定なのにオートロックが開かずに持ち帰ることが多いと訴えています。
ほかにも、夏は重たい飲料ケースの配送が多く、さらにマンションでは台車が使えないところもあるため、再配達となった場合は特に大変だといいます。配達員によるオートロック開錠ができれば、配送業者側にとっても履歴が残り安心できるため、歓迎だということです。