熱帯低気圧b:暴風域を伴い勢力「強い」台風へ
気象庁によると、フィリピンの東に発生している熱帯低気圧bは、18日午前9時現在、西北西へ時速15キロメートルで進んでいます。中心気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
この熱帯低気圧は、あす19日午前9時にはフィリピンの東にあり、台風へと発達するとみられています。
20日午前9時には、フィリピンの東を中心に、西北西へゆっくりと進むでしょう。21日午前9時には、中心付近の最大風速が30メートル、最大瞬間風速が45メートルとなる予報です。中心気圧は980ヘクトパスカル、予報円の半径は210キロメートルとなり、全域310キロメートルの暴風警戒域を伴うと見込まれています。
さらに22日午前9時には、「強い」台風となり、中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルと非常に強い風が吹くでしょう。
熱帯低気圧bは、強い勢力に発達し、暴風域を伴う予想で、近隣の海域を航行する船舶は厳重な警戒が必要です。