熱帯低気圧c:ウェーク島近海で発生 今後の進路は?

 さて、気象庁によると、新たにウェーク島近海で発生した熱帯低気圧cは、18日午前9時現在、西へ時速15キロメートルで進んでいます。中心気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。

 この熱帯低気圧は、あす19日午前9時には、ウェーク島近海で台風へと発達するとみられています。中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが見込まれており、予報円の半径は130キロメートルです。その後、南鳥島近海などへ進むとみられていて、23日午前9時には、小笠原近海に中心があるとみられます。

 今後も比較的ゆっくりとした速度で北北西へ進む見込みです。今後の進路予想によっては日本列島に接近する可能性も考慮に入れる必要があります。

 同時に発生している3つの熱帯低気圧にはそれぞれ特徴があり、今後の進路予想情報に注意が必要です。