俳優の清水尋也容疑者が大麻所持の疑いで逮捕された事件で、清水容疑者がアメリカ・ロサンゼルスに留学中に「週1ペースで大麻を回し吸いしたり、時々寝る前に自宅で吸ったりしていた」などと供述していることがわかりました。

俳優の清水尋也容疑者(26)は今月3日、東京・杉並区の自宅で乾燥大麻0.4グラムを所持していたなどの疑いで逮捕されました。

その後の捜査関係者への取材で、清水容疑者が取り調べに対し、20歳のころ、「英語を話せるようになって役者の幅を広げたいと思い、アメリカのロサンゼルスに3か月間、留学した」「アメリカでは週1ペースで友人の家で大麻を回し吸いしたり、時々自宅で寝る前に吸ったりしていた」と供述していることが新たにわかりました。

捜査関係者によりますと、清水容疑者が初めて大麻を吸ったのは語学学校の同級生のホームパーティーで、「近くにいる外国人から『お前も吸うか』と誘われた」「ヒップホップに興味があった私は、大麻に関する抵抗感はなく、カリフォルニア州では合法であったため、経験だと思って渡されたジョイントを2、3回吸った」と供述しているいうことです。

また、別の機会に大麻を吸ったときのことについて「じわじわと頭がぼーっとしてきて、座ったときに身体が沈む感じになり、流れている音楽の楽器の音を聞き分けられるくらい聴覚が研ぎ澄まされた」とも供述しています。

清水容疑者はアメリカ留学中、外国人の友人に軽い気持ちで大麻を買ってきてもらっていたということです。

警視庁は、清水容疑者が留学から帰国後、自宅で常習的に大麻を吸っていたとみて、入手ルートなどを詳しく調べています。