伊万里市の牛舎も視察

このあと伊万里市にある牛舎へ。

川原畜産 川原基樹 社長
「生後8か月から9か月くらいの牛を九州からいれて、うちで育てて出荷してます」
老井 技術開発部長 莊智堅さん
「すごい好奇心がありそうな牛ですね。牛の飼料はなんですか?」
川原畜産 川原基樹 社長
「うちの牛舎で特徴的なのは、発酵飼料を使っている。トウモロコシのしぼりかすの発酵飼料と、きのこ廃菌床の穀物をいれたもの」

老井 技術開発部長 莊智堅さん
「いい香りですね。黒糖の匂いがします」

川原畜産 川原基樹 社長
「アルコール分が5パーセントくらいあります。みそや醤油つくるときに発酵や熟成をして、うまみがでるんですけど、そういうのがたくさん入っています。牛肉の味がおいしくなるようにしています」

特別な飼料と適切に管理された環境で生育される佐賀和牛に、担当者も店での提供に向けて期待を高めていました。

老井 技術開発部長 莊智堅さん
「日本の牛の原点まで来れて、すごくいい機会だと思います。こんなに素晴らしい食材を台湾に持って帰れてお店で提供できることをすごく嬉しく思っています」