日本の南海上では、台風が発生しやすい状態が続いています。
秋の台風は強い勢力を保ったまま、日本に襲来しやすい特徴があります。
9月も、台風の動向に注意が必要です。

日本の南海上 台風の卵が続々と発生

日本の南海上は、熱帯低気圧(台風の卵)が発生しやすい状態が続いています。
25日は、台風13号に伴うまとまった雲の他、フィリピン付近には低圧部に伴う雲がまとまっています。

低圧部とは、雲の渦巻きがあり、周辺よりも気圧が低いものの、中心付近がはっきりとしない積乱雲のまとまりです。

フィリピン付近の低圧部とは別に、マリアナ諸島付近にも、雲がまとまっており、26日にも低圧部となる見込みです。

低圧部の中心付近が明瞭になると「熱帯低気圧」となり、中心付近の最大風速が17.2m/s以上となると「台風」となります。