人手不足や若者の流出が課題となるなか、富山県主催の就活イベントが13日富山市内で開かれました。県は少しでもUIJターンを促そうと県外学生の財布に優しいある取り組みを行っています。

富山市内で開かれた「就活祭」。県が主催し、大手から中小企業まで50社が集結し、学生は約170人が参加しました。
お盆の帰省シーズンとあって多く見られたのは県外の学生です。
そんな中、行われている取り組みが、県外学生に最大4万円の補助です。
就活で富山を訪れた交通費のうち最大2万円を年2回まで受けられるというものです。
県内の人口が99万人を割り込み若者の流出が課題となる中、県は県外からのUIJターンの推進に力を入れています。
富山県人材確保推進課 澤上良太主事
「学生はどうしても交通費が就職活動にあたって確実に負担になるものだから、県内での就職への負担を減らすことを通じて、県内に戻ってきてもらうという一つの機運を高めるということになるのかな」
就職活動中の学生にとって交通費は手痛い出費です。

大阪から来た学生「だいたい片道1万円ほど。バカにならないお金です」
宮城から来た学生「片道で2万円ちょっと。痛いですね」














