エクリン汗腺からの汗は、日頃から対策ができ、「汗をかく部分を清潔に保つこと」が最も有効だということです。
わかこ皮ふ科クリニック 新保和佳子院長:「(タオルやボディシートなどで)こまめに汗をふき取ることが有効。皮膚への摩擦は極力避けたいので固形石鹸でもいいが泡立てて優しく洗うといい」

汗をかいたら着替えることも大切で蒸れやすい足については…
わかこ皮ふ科クリニック 新保和佳子院長:「靴下を履き替えたり靴を乾燥させることも大事。通気性がいいのでサンダルもいい。靴もきつすぎない適したサイズがいい」
市販の制汗剤などを使うときは、有効成分に注目して使うとより効果的ということです。

わかこ皮ふ科クリニック 新保和佳子院長:「有名なところだとミョウバン。毛穴を収縮させて汗の量を減らしたり、汗の出口を塞いだりという作用、細菌の繁殖を抑えるような殺菌作用を含むようなデオドラントも有効。スプレータイプは皮膚への付着量が少ないので、スティック状とかで直接皮膚に塗るタイプがいい」
ニオイに特に敏感だという日本人。
新保医師は、敏感になりすぎず、「日常生活に支障が出ているか」を受診の一つの基準にしてほしいと話します。
わかこ皮ふ科クリニック 新保和佳子院長:「一番信頼をおける家族に聞いて、(自分が)におっているかどうか確認するのも一つ。一人で悩まず一度、専門医に相談することをおすすめする」